転職を成功させるITエンジニアには、共通する特徴がいくつかあるものです。自分なりのやり方で転職方法を模索するのもいいですが、成功者のやり方をみて真似てみる方法もぜひ試してみたいですね。何も考えずにただ真似るのではなく、特徴をつかんで自分の状況にうまく適応させるのがコツです。では、どんな特徴があるのが見てみることにしましょう。
成功する人の多くは、わからないことをそのままにしておくのが苦手です。ちょっとでも疑問に思うと、その答えをすぐに知りたくなるので積極的かつ迅速に調べます。あの手この手で答えを知ろうと模索するので、結果的に多くの情報が集まることになりますよね。「調べなきゃ!」というより「知りたい!」の気持ちで情報収集したほうがやってて楽しいかもしれませんね。企業情報ならホームページをみれば基本はOK、問題は表に出でこない部分です。公式のところからはいい話しか出てこないでしょうから、それ以外の情報をどう集めるかということになってくるでしょう。その企業の社員に知り合いでもいればいいのですが、いたとしても正確な内情を把握しているとは限らないものです。そんな場合は、企業についての情報をたくさん持っているエージェントに教えてもらうという方法もありますよ。
いい話がくるまでじっと待つのではなく、攻めの姿勢で突っ込んでいくのが成功者のやり方です。エージェントを利用するにしても、エージェント任せにしてただ待つのではなく、自分にできることはどんどん考えて実行していきます。何をすべきかわからなければ、わかる人にアドバイスを求めます。「何はなくともとにかく行動あるのみ」ということができる人は、いろいろな選択肢の中から成功を見つけやすくなるのです。それに伴って、決断やレスポンスの速さを心がけると、テンポよく話が進んでいくでしょう。慌てて決断して失敗しては元も子もないので、無理してまで早くする必要はありませんが、不必要に間を長くとってしまうと、チャンスを逃す原因になってしまいます。
転職を要領よく成功させている人は、エージェントを使っていることが多いものです。しかもその使い方がとても上手なんです。まずは、エージェントに任せるべきところはしっかり任せ、伝えるべきことはキッパリと伝えることが基本。お客様としてではなくパートナーとしてエージェントと付き合います。担当者も人間なので、「この人のために頑張りたい」という気持ちに火がつけば、サポートにもより力を入れたくなるということなんですね。そんなところもぜひ真似して、理想の転職を実現させていきましょう。
目指す職業のキャリアパスを知ることは、今やりたい仕事を見つけるだけでなく、将来なりたい自分をイメージする助けになります。ITエンジニアのキャリアは、プログラマからスタートし、システムエンジニアを経てプロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーに昇進するのが一般的です。しかし、管理職ではなく技術職のまま専門性を高める人や、エンジニアとしての経験を生かして独立する人がいるなど、他にもいくつかの選択肢があります。
一般的な成功の定義というものはあっても、それが全ての人に当てはまるとは限りません。ITエンジニアが転職で成功したいなら、目先の年収や労働条件を劇的に改善することを最優先にしないほうがいい場合もあります。将来なりたい自分になるためにはどのようなステップを踏めばいいのかを考え、長期的な目標を立てましょう。そうすれば、ITエンジニアとして本当に成功するため、転職に何を求めるべきなのかがはっきりしてくるはずです。
フリーランスになって何を成功と呼ぶのかは、その人が何を目標としているかによって大きく異なるかもしれません。あえてフリーランスの成功を定義するならば、収入面や生活面の大きな変化を挙げることができるでしょう。会社の力に頼らず、自分の力で大きな利益を生み出すことができるようになれば、それは大きな成功と呼べます。また、好きな仕事だけを選んで稼げるようになるまでに成長すれば、フリーランスとしては大成功です。