同じITエンジニアの仕事でも、会社員とフリーランスではまるで状況が違います。フリーランスのITエンジニアとして成功するためには、成功するための心構えが必要です。せっかく独立するならば、高額年収を狙っていきたいですよね。ではどんな心構えをしておけばいいのでしょうか。ここで3つのポイントについてご紹介するのでぜひ今のうちから心がけていきましょう。
強みがある人はやっぱり強いですよね。他の追随を許さないほどのスキルがあれば、特に競争せずとも高額年収ゲットです。1つのスキルの専門性を高くし、他のフリーランスと差をつけるのもアリですし、いくつかのスキルを併せ持っておくというのもアリです。知識量がたくさんあれば強みになりますが、インプットだけでなくしっかりとアウトプットできるのが前提です。「自分にお任せください!」と自信を持って言えるスキルに需要があるなら、高単価ありきの交渉もしやすくなりますよ。
「ここまで身につけばもう大丈夫」がないのがITエンジニアの仕事です。IT系のスキルはどんどん進化していくので、エンジニアも常に進化し続けないとついていけません。高額年収を狙っていくなら最新技術のキャッチアップは必須条件。スキルアップのための勉強はずっと続くと覚悟しましょう。仕事をこなしながらの勉強は大変かもしれませんが、努力は続ければ必ず形になります。「スキルアップしては新しいことにチャレンジする」というサイクルを作ることができるなら、ITエンジニアとしての力は確実にアップするでしょう。新しい技術に対応できるエンジニアは人材が不足しやすいので、市場価値は自然と高くなりますよね。つまり、常に最新技術を追えているエンジニアは常に市場価値が高いということなのです。
高額年収をゲットしているフリーランスは、総じてクライアントとの関係が良好です。信頼関係がしっかりしているので、仕事も続きやすいですよね。信頼されるフリーランスになるためには、謙虚な気持ちを忘れないようにすることと、責任感を持ち続けることが大切です。エンジニアとしてのレベルが高くなったからといって高飛車になってしまうと、「金額が高くて扱いにくい人」としてクライアントから敬遠されてしまうので要注意です。自信を持つことは大切ですが、自信過剰は失敗のもとなのです。エンジニアとしてのレベルが高いだけでなく、人としてのレベルが高い人は、クライアントから厚い信頼を寄せてもらえるので、ぜひこの点を強く意識しておきましょう。
目指す職業のキャリアパスを知ることは、今やりたい仕事を見つけるだけでなく、将来なりたい自分をイメージする助けになります。ITエンジニアのキャリアは、プログラマからスタートし、システムエンジニアを経てプロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャに昇進するのが一般的です。しかし、管理職ではなく技術職のまま専門性を高める人や、エンジニアとしての経験を生かして独立する人がいるなど、他にもいくつかの選択肢があります。
一般的な成功の定義というものはあっても、それが全ての人に当てはまるとは限りません。ITエンジニアが転職で成功したいなら、目先の年収や労働条件を劇的に改善することを最優先にしないほうがいい場合もあります。将来なりたい自分になるためにはどのようなステップを踏めばいいのかを考え、長期的な目標を立てましょう。そうすれば、ITエンジニアとして本当に成功するため、転職に何を求めるべきなのかがはっきりしてくるはずです。
フリーランスになって何を成功と呼ぶのかは、その人が何を目標としているかによって大きく異なるかもしれません。あえてフリーランスの成功を定義するならば、収入面や生活面の大きな変化を挙げることができるでしょう。会社の力に頼らず、自分の力で大きな利益を生み出すことができるようになれば、それは大きな成功と呼べます。また、好きな仕事だけを選んで稼げるようになるまでに成長すれば、フリーランスとしては大成功です。